【新聞ウォッチ】不祥事続きのNHK、トヨタが改革に着手へ

モータースポーツ/エンタメ 出版物

朝刊から気になるニュース、気になる自動車関連記事をピックアップ、その内幕を分析するマスコミクルージング(原則として朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版を対象にチェック)。

2006年4月18日付

●原油、初の71ドル台 ロンドン(読売・1面)

●三菱自、オランダで当面コルト生産(読売・10面)

●不審車侵入、羽田空港で訓練(読売・34面)

●ライブドア、「オート」に7役員、定数の過半数派遣方針、主導権巡り対立(朝日・10面)

●トヨタ紡織社長、豊田周平氏昇格(朝日・10面)

●NHK理事にトヨタから、副社長か専務級で調整(朝日・30面)

●カーシェアリング発進、地域住民の手軽な足(産経・8面)

●05年海外生産1000万台突破へ 自動車メーカー国内外の生産台数(東京・8面)

●トヨタ、奥田氏、取締役留任へ、会長退任後は相談役有力(東京・8面)

●日野、路線バスの新モデル発表(東京・8面)

●損保パンフ、自動車保険でも不備、積み立て、日本興亜で6社目(東京・9面)

●三菱自、営業赤字、50−100億円改善、前期上方修正、国内販売底入れ(日経・9面)

●ダイムラー、前方の障害物探知、ブレーキ補助、国内採用へ(日経・11面)

●富士重工、豊田自動織機に土地売却(日経・11面)

ひとくちコメント

不祥事続きで経営改革が求められているNHKの理事のポストにトヨタ自動車が大物役員を送り出す意向を固めたという。

きょうの朝日が報じているが、記事によると、トヨタのノウハウを経営改革に取り入れたいNHK側が、トヨタ幹部に打診。トヨタは「求められれば断る理由はない」とし、副社長か専務級の役員1人を退任させ、NHK理事に専任させる方向で調整中で、来月にも正式な人選をNHKに伝える方針だという。

かつて、三井物産の池田芳蔵氏がNHK会長に就任したというケースはあるが、民間企業の理事クラスでは初めて。トヨタでは中部国際空港会社社長、日本郵政公社副総裁、首都高速道路会社会長などにも役員クラスを派遣、トヨタ式改革を伝授している。“国営”放送局までトヨタ頼みとは……。

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
  5. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る