ヤマハ、3Dを表現できる塗装技術を開発

自動車 ニューモデル 新型車

ヤマハ発動機は、「3D」や「蓄光」など、従来の塗装では難しいとされてきた外装を可能にする「フィルム・オン・グラフィックス」と呼ぶ表面加工技術を開発したと発表した。

フィルム・オン・グラフィックスでは、印刷・接着剤塗布などの処理を施した特殊フィルムを加熱し、真空室内において対象部品に圧着させることにより、高精度な着色、模様をもつ外装を実現できる表面加工技術。

主な特色として、従来の塗装では難しいとされてきた3Dや蓄光などの深みのあるデザイン・高い質感を表現できる。外装部品に必要とされる充分な耐候性、耐傷つき性を確保できるほか、曲面をもつ樹脂および金属のいずれにも適用できる。また、多種・少量やオーダーメイド生産への対応が容易だ。 この技術は、二輪車やATV(四輪バギー)、スノーモビルなどの屋外で使用する製品の外装部品(カバー、カウリング、フェンダーなど)に幅広く適用できる見通し。

同社は、この新技術を使って5月10日からヤマハ発動機販売が受注販売を開始する電動スクーター『EC-02』の特別仕様車2モデルに採用する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. “夏ドライブ”の快適性を上げる、便利アイテム2種5品[特選カーアクセサリー名鑑]
  5. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る