ヤマハ、3Dを表現できる塗装技術を開発

自動車 ニューモデル 新型車

ヤマハ発動機は、「3D」や「蓄光」など、従来の塗装では難しいとされてきた外装を可能にする「フィルム・オン・グラフィックス」と呼ぶ表面加工技術を開発したと発表した。

フィルム・オン・グラフィックスでは、印刷・接着剤塗布などの処理を施した特殊フィルムを加熱し、真空室内において対象部品に圧着させることにより、高精度な着色、模様をもつ外装を実現できる表面加工技術。

主な特色として、従来の塗装では難しいとされてきた3Dや蓄光などの深みのあるデザイン・高い質感を表現できる。外装部品に必要とされる充分な耐候性、耐傷つき性を確保できるほか、曲面をもつ樹脂および金属のいずれにも適用できる。また、多種・少量やオーダーメイド生産への対応が容易だ。 この技術は、二輪車やATV(四輪バギー)、スノーモビルなどの屋外で使用する製品の外装部品(カバー、カウリング、フェンダーなど)に幅広く適用できる見通し。

同社は、この新技術を使って5月10日からヤマハ発動機販売が受注販売を開始する電動スクーター『EC-02』の特別仕様車2モデルに採用する。

《レスポンス編集部》

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