トヨタ、メーカーオプションのナビ8機種を発売

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品

トヨタ自動車は、販売店装着オプションの自動車用品として販売しているナビゲーションに8機種の新モデルを設定するとともに、9型後席ディスプレイ、地上デジタルテレビチューナー、モバイル放送チューナー、『iPod』接続用ケーブルをオプションに加えて全国のトヨタ系ディーラーで5月8日から発売すると発表した。

新モデルのHDDナビゲーションは5機種を新設定した。全機種に40GBの大容量HDD(ハードディスクドライブ)を搭載するとともに、「HDDへの音楽録音機能」、「DVDビデオ再生機能」、「バーチャル5.1chサラウンド機能」、「7型ディスプレイ」などの機能を全機種に採用した。AUX(外部入力接続)端子も装備し、携帯型オーディオプレーヤーの接続を可能としている。

また、オプションとして同時に発売する「地上デジタルTVチューナー」の接続を全機種対応とし、2011年に予定されているアナログ放送停止にも備えた。

HDDナビゲーションの「NHXT-W56D」は、2画面同時表示が可能なデュアルディスプレイ機能を搭載し、運転席と助手席で同一画像を見たり異なる画像を見たり自由に選択することが可能なうえ、従来、走行中にはできなかった複雑なナビ操作も助手席側から行うことができる。また、DVD・CDディスクを最大4枚まで収納できる「DVD&CD4連奏マルチチェンジャー」を内蔵した。収録された過去の交通状況データを利用し、月日・曜日・時間帯別での渋滞を考慮したルート探索を可能としている。

「NHDP-W56S」は、上質で個性的なデザインを特長とするモデルで、ロータリーコマンダーの採用により、スイッチボタンを減らすとともに、操作パネルを本体右側に集中配置し、運転席からの使いやすさとデザイン性の両立を図った。また、装着車種にあわせて音響を自動調整するオートタイムアライメント・オートイコライザー、精細な画像表現を実現するVGAディスプレイを搭載するなど、サウンド・映像に関わる機能の充実も図った。

「NHDN-W56G」は、G-BOOK ALPHAに対応し、渋滞状況を予測し最適ルートを案内するサービスなどの利用や、Bluetooth(ブルートゥース)対応の携帯電話によるハンズフリー通話が可能。また、HDDに録音した楽曲をシーンや気分に合わせて自動的に選曲し、DJのナレーションとともに再生する「ミュージックスタイリストII」機能や、デジタルカメラで撮影した画像など、SDカードに保存した静止画を音楽とともにプロモーションビデオのように自動的に効果をつけて再生する「スナップエフェクター」などエンターテイメント機能の充実を図った。別売の「iPod接続用ケーブル」によってiPodを接続し、ナビの画面から操作できる機能も採用している。

《レスポンス編集部》

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