日産、アルティマ にもハイブリッド設定

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日産、アルティマ にもハイブリッド設定
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日産は『アルティマ』のハイブリッドモデルを2007年モデルとして販売することを明らかにした。生産は米国内で行われる予定。

ハイブリッドパワートレインが付加されるのは、日産の2.5リットル4シリンダーエンジンとエクストロニックCVT。バッテリー、モーター技術はトヨタからのライセンス提供による。

ただし日産がハイブリッド仕様のアルティマを販売するのは、米国の8つの州に限られる。カリフォルニア州と、同州が定める厳しい排気ガス規制に準じるニューヨーク、マサチューセッツ、コネチカット、バーモント、ロードアイランド、メイン、ニュージャージーの東部7州だ。日産によるとハイブリッド・アルティマは、エクステリアではガソリンバージョンのアルティマと全く変わらないという。

しかし、このように新モデルを発表する一方、日産では北米での生産台数を春から夏にかけて1万8000台ほど減産の予定も打ち出している。米国内で好調のトヨタ、ホンダに比べ、日産は今年の第1四半期で昨年比1%の販売減となっており、減産は在庫調整のためだという。

北米日産では、ハイブリッド・アルティマの投入などにより今年後半から販売実績は上向くとの予測を発表しているが、GMでは同社のシボレー『インパラ』が北米ベストセラー車の3位の座をアルティマから奪ったと発表している。ちなみにベストセラー1位はトヨタ『カムリ』、2位はホンダ『アコード』だ。トヨタ、ホンダと比べるとシェアも伸びていない日産、今年後半の巻き返しに期待がかかっている。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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