ホンダが発表した2005年度の生産・国内販売・輸出実績は、世界生産台数が前年度比5.7%増の344万2869台と順調に推移した。
国内生産は国内向けのマイナスで同2.1%減の124万3368台となった。2年ぶりのマイナス。国内販売は同1.0%減の70万9716台。微減ながら4年連続のマイナスだった。『ステップワゴン』などの影響で登録車は横ばいだったものの、軽自動車の販売が低迷した。
輸出は同1.5%増の53万8844台と2年連続でプラスだった。アジア向けは現地生産シフトの影響でマイナスだったが、北米やその他地域向けが伸びた。海外生産は同10.7%増の219万9501台で、2ケタのプラスとなった。9年連続プラスで、過去最高だった。北米、中国を含むアジア、欧州とほぼ全地域で生産が好調で、特に主力の北米が2ケタのプラスだった。