【新聞ウォッチ】トヨタの連結売上高、初の20兆円大台へ

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【新聞ウォッチ】トヨタの連結売上高、初の20兆円大台へ
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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2006年4月25日付

●自動車生産台数上位3社過去最高 トヨタ、日産、ホンダ(読売・8面)

●諮問会議民間議員、奥田経団連会長首相退陣で区切り(読売・9面)

●トヨタまた最高益 4年連続更新、1兆3000億円台に(朝日・10面)

●奥田会長が告白 退任後「世界一周したい」発明「格納ミラーくらい」(毎日・11面)

●ドイツ合弁会社の株式ダイムラーへ売却、三菱自が方針(東京・9面)

●揺れる投資心理 市場振幅大きく、トヨタなど海外勢、主力株売り(日経・3面)

ひとくちコメント

今週末から始まるGWを挟んで各企業の2006年3月期決算が発表されるが、トヨタ自動車の連結業績(米国会計基準)は、売上高がフォードと並ぶ21兆円前後(日経=20兆7000億円)となり、過去最高を更新したもよう。

本業のもうけを示す営業利益も前期比8%増の1兆8000億円強となり、6期連続で過去最高を更新する見通しだという。きょうの朝日や日経が報じている。国内販売は苦戦したものの、「米国など海外販売の拡大と合理化で研究開発費や人件費の増加を吸収。外国為替相場が円安・ドル高で推移したことも利益を押し上げた」(日経)とみている。また、当期利益は15%程度増えて1兆3000億円台を確保、4期連続で過去最高を更新。朝日は「トヨタまた最高益」という見出しだが「また」という2文字が意味深い。

グローバル視野でみるとトヨタグループの業績拡大は引き続き堅調で推移することになるが、今後は世界最強企業にふさわしい“品質”と“品格”が大きな課題となる。

《福田俊之》

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