三菱自動車、再生初年度は営業黒字に

自動車 ビジネス 企業動向
三菱自動車、再生初年度は営業黒字に
三菱自動車、再生初年度は営業黒字に 全 1 枚 拡大写真

三菱自動車工業は27日、2006年3月期決算を発表した。昨年1月に策定した新たな再生計画に基づく初年度だったが、連結営業収支は計画の140億円の赤字から68億円の黒字に転換した。

世界販売は計画を2万6000台下回ったものの、前期比2.4%増の134万4000台を確保。昨年10月に国内投入した『アウトランダー』などが車種構成改善に寄与したほか、円安も収益改善につながった。

経常利益も400億円の赤字を見込んでいたが、178億円の赤字と大きく改善した。一方で当期損益は国内や米国などで減損損失を拡大処理したため、計画だった640億円の赤字から922億円の赤字に広がった。

会見した益子修社長は「営業黒字の1年前倒しは評価できるが、当期損失が大きいので満足していない。今期は確実に黒字転換したい」と、述べた。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「いかついフェイスに驚いた」メルセデスベンツ『GLC』新型の内外装に反響!「スクリーンでかすぎる」の声も
  2. アイシンが明かす、トランスミッションの膨大な経験値とノウハウが電動化を主導する理由
  3. 復活の『テスタロッサ』にスパイダー、ハードトップは14秒で開閉可能…最高速330km/h
  4. メルセデスベンツ、全固体電池搭載『EQS』で1205km無充電走行を達成
  5. 「完全にサクラを食いに来てる」ホンダ『N-ONE e:』発売に、SNSも熱視線!注目は価格と距離
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る