違法駐車の取り締まりに地域差---監視員民間委託

自動車 社会 社会

6月1日からスタートする駐車監視員の確認事務によって、現在の取り締まり件数の2倍から3倍の強化を目指している。駐車監視員導入が多ければ多いほど取締りが強化されるのは必至で、取締りの地域間格差が懸念される。

駐車監視員の民間委託数の全国差は最大530人−最少2人。100人以上の委託警察本部は4都府県のみだ。また、10人以上に限っても14都道府県だ。46都道府県の大半は8人以下の委託にとどまり、最少人数の2人しか委託しない県も11県ある。

中には静岡県警のように、交通警察官を補佐する交通巡視員制度が現在も機能していたり、駐車場の受け入れ態勢が整っていて民間委託に大きく依存しない地域もある。

駐車監視員ゼロの地域はないが、駐車監視員による監視強化は全国一律ではない。

《中島みなみ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  3. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  4. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  5. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る