強引な追い越し、無謀…実刑命じる

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2005年9月、静岡県袋井市内の国道150号で、強引な追い越しを起因とする対向車との正面衝突事故を起こし、8人を死傷させたとして業務上過失致死傷罪に問われた20歳の男に対する判決公判が4月26日、静岡地裁浜松支部で開かれた。裁判所は懲役4年6カ月の実刑を言い渡している。

問題の事故は2005年9月18日の午前4時5分ごろ発生している。袋井市中新田付近の国道150号で、19歳の少年(当時)の運転する乗用車が前走するクルマを追い越すために対向車線側へ強引に進出した直後、対向車線を順走してきたブラジル国籍を持つ28歳の男性が運転するクルマと正面衝突。双方のクルマが大破し、順走側に乗っていた8人が死傷した。

現場は片側1車線の直線区間。はみ出し禁止の規制が行われており、追い越しは事実上禁止となっているが、少年は前方の様子を確認することなく、強引に追い越しを仕掛けていた。検察では「少年の無謀運転が事故につながった」と判断し、業務上過失致死傷罪で起訴していた。

4月26日に開かれた判決公判で、静岡地裁浜松支部の志田洋裁判長は、事故原因が被告の無謀運転にあったことを認め、「8人が死傷する事故につながっており、責任は極めて重大」として、懲役4年6カ月の実刑を言い渡している。

《石田真一》

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