三菱商事の小島社長、今後2年間のマクロ経済について語る

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三菱商事の小島順彦社長は9日の05年度決算説明会の中で、今後2年間のマクロ経済について、次のように語った。

2006年は「金利が上昇局面になることや、資源価格の高騰や地政学的なリスクなどの不安要因を抱えながらも、世界経済は拡大基調が続き、3%台の成長が続くと予想する」

しかし、2007年については楽観できないそうだ。「米国では住宅投資の原則や消費の鈍化傾向が予想される。この影響を受けて、中国、ASEANの成長率が低下。また、中東、ロシア、南米なども資源高が続くものの、輸出拡大効果が一巡してくることから、世界経済全体としては成長のスピードは減速してくる」

小島社長は07年に世界経済が大きな転換点を迎えると見ている。

《山田清志》

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