いすゞ2006年3月期の連結決算---会社再建は完了

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いすゞ自動車が発表した2006年3月期の連結決算は、売上高が前年同期比5.9%増の1兆5819億円、営業利益が同4.0%増の907億円となり、3期連続で過去最高となった。

期中の国内販売は、ディーゼル排出ガス規制強化による特需で、好調に推移し、同9.4%増の9万8000台となった。海外販売もタイやアセアン地域での販売が順調で同39.6%増の34万8000台となった。

収益面では、売上増加やモデルミックス改善で145億円、合理化で215億円などの増益効果があり、資材費の高騰、費用増加などの減益効果を吸収して過去最高の営業利益となった。

経常利益も同2.5%増の938億円で過去最高だった。当期純利益は、過去のリストラ費用を計上したことや子会社での税金支払いが増えたことから同1.8%減の590億円だった。

決算発表会見でいすゞの井田義則社長は「負の遺産の処理は終わり、今後も特別損失は出なくなり、今年3月で会社再建は完了した。経営体質も健全化し、これから事業拡大にチャレンジしていく」と述べた。

《レスポンス編集部》

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