ニュアンスの音声認識ソフト、アイシン・エィ・ダブリュのナビに採用

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品

音声・画像認識ソリューションのプロバイダー、ニュアンスコミュニケーションズは16日、同社の音声認識ソフトウェア『VoCon 3200』(ヴォーコン3200)が、アイシン・エィ・ダブリュが北米および欧州市場向けに製造するOEM用カーナビゲーションシステムに採用されたと発表した。

VoCon 3200の音声認識機能を活用することで、カーナビやカーオーディオの各種の設定操作を音声によって指示・操作することが可能となり、ドライバーが運転中にこれらの装置を安全に利用できる。

ニュアンスが開発したVoCon 3200は、組込み機器向けの音声認識ミドルウェアだ。不特定話者・連続音声認識に対応し、クルマが走行中の雑音のある環境においても高い認識率を保つように最適化された。さらに話者適応機能によって、ドライバー固有の音声に適応して認識率を向上させる。車載用音声認識ソフトウェアとしてはトップクラスの語彙数である30万語レベルの同時認識に対応し、ヨーロッパ、アジア、北米の19言語をカバーする。

ニュアンスは音声による電話の発信、カーナビの目的地設定、コマンド制御、エンターテインメントなど、車内での音声アプリケーションについて、包括的な技術・サービスのパッケージを提供する。音声はドライバーにとって、自然で、安全かつ便利なインターフェースだ。音声認識や音声合成ソフトウェアを活用すれば、自動車環境に対応した性能や機能、開発ツールなどを得られる。

《高木啓》

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