GMでは2007モデルイヤーに向け、19もの新型エンジンとトランスミッションを新たに発表する予定だという。
このエンジン/トランスミッションのバリエーションには、サターン『ビュー』のハイブリッドバージョンから、フリーウェイ走行中に3つのシリンダーをシャットダウンし燃費を節約するアクティブ・フュエルマネジメントシステム搭載のハイパワー3.9リットルV6まで、様々なものが含まれる。
特にサターン・ビューは販売価格が2万3000ドルと予定されており、実現すればアメリカ市場で最廉価のハイブリッドSUVとなる。
さらに、2007年モデルイヤーにGMは、14モデルの「E85」(エタノール85%とガソリン15%の混合燃料)仕様も発表する見込みだ。通常のガソリンとE85併用モデルは総計40万台に達する。
また、ハイパフォーマンスの分野では、ポンティアック『ソルスティスGXP』とサターン『スカイ』というコンバーチブルモデルに、260hpの2.0リットル・ターボチャージャー付き直噴4気筒エンジンが追加される。このエンジンの、リッターあたり130hpというパワーはGMの長い歴史の中でも最も出力効率の高いものだという。
ハイパフォーマンスからエコカーまで、よりバラエティある選択肢を提供する、というGMの戦略。果たして成功するのか?