今年で3回目を迎えるラリージャパンだが、今回はシェイクダウン走行が一般にも公開される予定があることが18日に発表された。
シェイクダウン走行とは、競技開始の前日に、マシンのセッティングを試すための試験走行みたいなものだが、観客やプレス関係者に車の状態をみてもらうデモンストレーションの意味もある。
これまでラリージャパンではシェイクダウン走行を一般には公開していなかったが、ことしはサービスパークの隣に架設されるスーパーSSの会場で行うことにし、その模様を一般ギャラリーにも公開する。
観戦チケットは必要だが、このシェイクダウン走行は、ワークスカーの走りがスーパーSSよりもたくさん見られるのだ。競技中は、スーパーSSのサーキットを1回しか走らないが、シェイクダウンでは、マシンのセッティングという意味もあって、多いときは1台の競技車が5回も6回もコースインしてくる。
しかも、シェイクダウン走行ができるのはワークスチームの車(FIAのプライオリティドライバー)だけだ。テスト走行とはいえ、本番でも使うコースとなれば、どのドライバーも気合の入り方が違うかもしれない。サービスパークも至近ということもあり、いつもよりよけいにテストしてくれることを期待したい。