気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。
2006年5月22日付
●トヨタ10工場海外に新設2010年までに年1000万台体制へ(読売・1、7面)
●秋田小一殺害、現場近く、ブレーキ痕 犯人の軽自動車特定急ぐ(読売・1面)
●米でプリウス生産へ、トヨタ(朝日・3面)
●事故防止カーナビ活用、警察庁 08年度に全国展開(毎日・1面)
●トヨタ、北米第8工場前向きの姿勢 張副会長が表明(毎日・3面)
●日本駐車場開発、駐車料金30分タダ(日経・9面)
ひとくちコメント
トヨタ自動車が、2010年までに自動車組み立て工場を世界各地の計10か所で新たに稼働させ、生産能力を大幅に引き上げる計画という。きょうの読売が1面トップで報じている。先週ホンダは「2010年に450万台体制」を打ち出したばかりが、トヨタはその2倍以上の1000万台を見込んでいる。
また、渡米中の張富士夫・トヨタ自動車副会長はケンタッキー工場の設立20周年式典での記者会見で「ハイブリッド車プリウスに関し、米国生産の準備を指示した」(朝日、日経など)と述べたほか、 毎日も「北米に第8番目の工場建設に前向き」と報じている。
休日明けの月曜日は企業ネタが不足気味だが、今週はトヨタの世界戦略の記事が紙面を賑わせている。