三菱ふそうトラック・バスは24日、『ファイター』、『ローザ』、『エアロミディ』の3車種に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
ファイターの01年12月から05年11月に生産された816台、ローザの95年4月から97年9月までに生産された5572台、エアロミディの04年11月から05年12月に生産された40台が対象。
ファイターは自動変速機の操作レバーの加工が不適切で、シフト操作の際にレバーがPレンジにあるにも関わらず本体側はRレンジのままで車両が後退する恐れがある。
ローザは変速機の第2シフトロッドボールジョイント部の強度が不足で操作時に亀裂が発生、そのままで使用を続けると変速不能、走行不能になる恐れがある。
エアロミディでは最後部座席のシートベルトの金具を固定するフロアボードの穴径が不適正で、衝突時などに乗客の前方移動を防げない恐れがある。