【人とくるまのテクノロジー展06】オリンパスは医療用を改良

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【人とくるまのテクノロジー展06】オリンパスは医療用を改良
【人とくるまのテクノロジー展06】オリンパスは医療用を改良 全 3 枚 拡大写真
オリンパスは「人とくるまのテクノロジー展2006」で、医療用検査機器を工業用に改良したものを数々展示していた。オリンパスの医療用検査機器については、今さら説明するまでもないが世界的に有名で、同社製の内視鏡やファイバースコープで胃や大腸の検査を受けた人も多いはずだ。

「医療用に比べれば工業用はつくるのが簡単ですね」と同社説明員が紹介したのが、工業用ビデオスコープ『IPLEX SX II』だ。医療用と同様、先端から光が出るようになっていて、先端が自在に曲がる。これによって複雑なエンジン内の検査も簡単にできるとのことだ。そしてもし異物などがあった場合、ワーキングツールを使って簡単に取り除ける。

次に説明員が紹介したのが工業用ビデオスコープ『IPLEX MX』で、小型・軽量化と長時間バッテリー駆動を実現したモバイルモデルだ。これを使って、燃料タンクの内部を見てみたが、画像は鮮明で、これなら問題箇所を素人でも見つけられるのではないかという印象を受けた。

ちなみに価格は「SX II」が300万円超で、「MX」が200万円。「毎年売り上げを伸ばしていますが、まだまだ認知度が低いので、使い方を提案しながら販売していきたい」と同社説明員は語った。

《山田清志》

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