【ホンダ ビーチクリーナー】画期的なアイテムの市販化は?

自動車 ニューモデル 新型車
【ホンダ ビーチクリーナー】画期的なアイテムの市販化は?
【ホンダ ビーチクリーナー】画期的なアイテムの市販化は? 全 1 枚 拡大写真

30分で1ヘクタール(100m×100m)の砂浜を清掃できるというホンダ『ビーチクリーナー』システム。漂着した漁具やビニール袋からペットボトル、100円ライター、花火の燃え残りまで、さまざまなゴミを効率よく収集できるこの便利アイテムは、まずホンダ自身による清掃ボランティアで使われる。その効果のほどが実証されたあかつきには、果たして市販されるのだろうか?

社会活動推進室の西田晴泰室長はビーチクリーナーの市販について、「現時点では発売する計画はまったくありません」と語る。「もともと市販の清掃器具を作るつもりではなく、ボランティアの道具を作るというのがこの企画の主旨だったんです。器具もワンオフで製作したもので、量産は考えていません」(西田氏)

その清掃能力の高さを目の当たりにすると、これをワンオフのボランティア用具で終わらせるのは少々もったいないような気がする。もし地方自治体やボランティア団体などから市販の要望が多数出てきたときは? 「そういうご要望がたくさん寄せられましたら、そのときにあらためて市販を検討します」(西田氏)

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  4. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る