チャイルドシート合同調査、使用率49.4%

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日本自動車連盟(JAF)と警察庁は、自動車乗車中の6歳未満の子どもを対象に、「チャイルドシートの使用状況」と「チャイルドシートの取付け状況」について、全国調査を合同で実施し、その結果をまとめた。

調査は4月20日から4月30日までの間。チャイルドシートの使用状況調査は、全国104カ所で1万2925人の子どもを対象に実施した。この結果、「6歳未満の使用率は49.4%(前年49.1%)」で、依然として過半数を超えていなかった。

使用率を年齢層別で見ると、乳児用シートを使用する「1歳未満が72.4%」、幼児用シートの「1歳−4歳が51.0%」、学童用シートの「5歳が28.3%」で、年齢層が上がるにつれてその使用率が低くなる傾向にあった。

一方、チャイルドシートの取付け状況は、全国83カ所でチャイルドシート2351台について「正しく安全に取付け・使用されているか」をチェックした。

その結果、「乳児用シート(後ろ向き取付け)」で背もたれ角度が適正と判定されたものが71.0%。「幼児用シート(前向きに取付け)」で「ぐらつき度」をチェックし適正とされたものが39.6%。「学童用シート」で、子どもの体格に合ったシートベルトの取り廻し及び肩ベルトの位置について、適正とされたものは69.5%だった。

JAFは、車内の安全を確保するための活動として「引きつづきチャイルドシートの必要性と正しい使用方法と後席シートベルト着用推進についての啓発活動を積極的に進めていく」としている。

《レスポンス編集部》

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