ETC車載機不調で追突事故

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21日午前、山形県上山市内の東北中央自動車道・山形上山インターチェンジ(IC)で、ETCレーンで急停止した大型観光バスに対し、後続の大型トラックが追突した。双方の車両は小破し、観光バスの乗客1人が気分不良を訴え、近くの病院に収容されている。

山形県警・高速隊によると、事故が起きたのは21日の午前9時10分ごろ、上山市金瓶付近の東北中央自動車道・山形上山ICで、下り線から進出してきた大型観光バスがETCレーンを通過できずに急停車。これを避けることのできなかった大型トラックが追突した。事故によって双方の車両は小破。バスには乗客乗員26人が乗車していたが、このうち23歳の女性が首の痛みと気分不良を訴え、近くの病院に収容された。命に別状はない。

バスにはETCが設置されていたが、何らかの原因で車載機に挿入されていたカードが認識されず、ゲートバーが開かないために停車したという。後続の大型トラックもバスが通過すると思っていたため、特段の減速動作は行わず、30−40km/h程度の速度を保ったまま、漫然と進行したことが事故原因ひとつと考えられている。

警察ではバスを運転していた49歳の男性と、大型トラックを運転していた33歳の男性から事故当時の詳しい状況を聞いている。

《石田真一》

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