【スバル ステラ 発表】誰でも楽しい、会話がはずむ

自動車 ニューモデル 新型車
【スバル ステラ 発表】誰でも楽しい、会話がはずむ
【スバル ステラ 発表】誰でも楽しい、会話がはずむ 全 4 枚 拡大写真

スバルの新型軽自動車『ステラ』の注目点の一つは、静粛性重視の設計だろう。ドアのウェザーストリップは前後とも二重。ウェザーストリップはドアまわりに装着されている中空のゴム部品だ。

雨水の浸入防止や気密性の向上が主な役割だが、最近は静粛性を高めるためにこのウェザーストリップを二重、三重にするケースが増えている。もっともそれは普通車クラスの話で、大衆車クラスではフロントドアのみ、ベーシックカーでは未装備というのが普通だ。

ステラは軽自動車としては初めて、前後ドアに二重ウェザーストリップを装備した。ステラ以外の軽自動車ではホンダ『ライフ』が前ドアに装備するのみである。「乗っている人が誰でも楽しいトールワゴンを作るうえで、室内の静粛性確保はきわめて大切だと考えました。実際、静粛性はクラスナンバーワンを実現しました。高速巡航時でも前後席間で普通に会話を交わすことができます」(内装設計部・和田一夫主査)

ステラは売れ筋である軽トールワゴンであるばかりでなく、多人数を乗せる機会の少ないユーザーに対しては、普通車やベーシックカーのセダンに置き換わるモデルという訴求性も持っている。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  2. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  5. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る