ロータス タイプ119c …重力が味方だ

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ロータス タイプ119c …重力が味方だ
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ロータスは「タイプ119c」で、16日にイギリスで開催されるブルックランズミュージアム・ソープボックスダービーでのタイトル獲得をねらう。ソープボックス、直訳して石鹸箱とは、動力を持たず坂道を自由滑走するカートのことだ。

ソープボックスレースは参加が簡単で、いっぽうシンプルなだけに工夫の余地も大きく、子供から自動車メーカー技術者まで、欧米で多く幅広い人気のある“モーター”スポーツだ。グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでも人気の種目だったが、これが休止になって以来、新設のブルックランズ・ダービーが上級レースとして注目を集めている。

ブルックランズ・サーキットでのレースは、テストヒルの頂上をスタートし、バンクセクションを通過、パドック前のフィニッシュストレートまでを駆け抜ける。最高速度は55km/hを超える見込み。

ロータスのタイプ119cは別名“ストリームライナー”。クローズドコクピットの車体は空力的な効率が追求され、超軽量カーポンファイバー・モノコック構造をもつ。「軽量によるパフォーマスンス」というロータス創立者コリン・チャプマンの哲学に忠実なマシンである。

119cはすでに2004年のグッドウッドでクラス総合優勝しており、ブルックランズでは2度目の参加でメジャータイトル2勝目をねらう。グリッドにはプライベーターや大学チーム、さらにローラ、ボクソール(オペル)、フォードといったおなじみの自動車コンストラクターが並ぶ。

《高木啓》

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