ホンダ、パキスタンの二輪車新工場が稼動

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ホンダのパキスタンの二輪車生産・販売合弁会社であるアトラスホンダ・リミテッド(AHL)は、ラホール市にある二輪車新工場が稼動を開始したと発表した。新工場開所式典には、AHLのYusuf H. Shirazi社長、ホンダの福井威夫社長らが出席した。

新工場は現ラホール工場と同一敷地内に位置し、建屋面積は1万6000平方メートル、投資額は約24億4000万ルピー(約45億円)。新工場の設立で、AHLの年間生産能力は40万台から50万台に増強される。

新工場は、パキスタンにおける全二輪メーカーの工場の中で初めて、溶接、塗装、車体組立、エンジン組立を同期生産することで、部品の流動在庫を削減と生産効率の向上を図る。また、新工場には電着塗装を導入して、品質の向上も図った。

パキスタンの二輪車市場は急速な拡大を続けており、2005年には50万台だった市場が、2006年には80万台まで拡大する見通し。このうち、ホンダの2005年販売実績は、32万8000台で、2006年も1−6月で18万7000台を販売している。新工場設立による能力拡大で、旺盛な需要に対応していく、としている。

《レスポンス編集部》

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