いすゞがロシアで小型トラックを生産 販売

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いすゞ自動車は11日、ロシアで小型トラックを生産すると発表した。いすゞは3月にセベルスタリ・アフト(SSA)社と契約を締結し、その後両社で現地生産・販売について検討していたが、このほど、SSA社傘下のウリヤノフスキイ・アフトモビルニィ・ザヴォド(UAZ)社小型トラック『エルフ』の本格的な生産・販売を開始することになった。

具体的には、いすゞがUAZ社に小型トラックのSKD供給を行い、UAZ社が組み立てを行うこととし、この7月下旬から生産を開始する。UAZ社で生産された小型トラックはいすゞブランドで、UAZ社系列の販売会社を中心にロシア国内で販売する。

2006年度の生産・販売計画は500台で、3年以内には年間1万台を目指すことで合意しており、将来的な販売ポテンシャルとしては3万台を見込んでいる。ロシア国内で日本トラックが生産・販売されるのは今回が初めてとなる。

ロシアでは、トヨタ自動車と日産自動車も乗用車の工場進出を決めており、今回のいすゞの商用車生産開始で、日本企業のロシア進出がさらに加速しそうだ。

《山田清志》

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