組織的リコール隠し? …トヨタに過小届出疑惑浮上

エコカー 燃費

国土交通省は、熊本県警が11日にトヨタ自動車の元品質保証部長らを業務上過失傷害容疑で書類送検した件で、同社に事情説明を求める。トヨタは04年10月、国交省へこの事故原因に関連するリコール(回収・無償修理)を届け出た。しかし、同省ではこの時の報告と県警の捜査内容に食い違いが見られるとして、不具合件数やリコール届出までの経緯などを同社に改めて確認する。

熊本県警は04年8月に県内で起こった『ハイラックスサーフ』の事故が、同社が不具合を放置したことに起因するとした。トヨタは04年10月に同車など3車種で、事故原因となった箇所の不具合に対するリコールを届け出た。この際に、国交省に国内で11件の不具合が発生したことなどを報告していた。

これに対して熊本県警の捜査では不具合が国内外で80件とされるなど、リコール時の報告と異なる点もある。こうしたことから国交省はリコールに至る経緯などについて改めて報告を求める。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る