新型ホンダ『ストリーム』は標準系と、先代の「アブソルート」に代わるスポーティモデル、「RSZ」の2種類に分けられるグレード体系になっている。エンジンは1.8リットルと2.0リットルが用意されるが、標準系とRSZそれぞれに両方のエンジンが用意されている。さらに全グレードに4WD車も用意されている。
スポーティグレードのRSZにはメッシュの専用フロントグリルや、フロントスポイラー、サイドガーニッシュ、HIDヘッドライト、17インチアルミホイールなどが標準装備され、スポーティな新型ストリームのエクステリアを、より精悍にドレスアップしている。
インテリアに目を移すと、RSZにはスポーティなパドルシフトが用意されている。このパドルシフトは、Dレンジで走行中でもマイナスのパドルを引くことでエンジンブレーキをかけることができ、その後は自動的にDレンジに復帰してくれる便利なアイテムだ。
ほかにも本革巻きステアリングや専用シフトノブ、ブラックインテリアなどRSZのインテリアはスポーティにまとめられている。
ストリームの開発統括責任者である藤原裕さんは「先代ではストリームにもアブソルートという名前を使用していましたが、今回はクルマによって性格を分けていこうということになり、『オデッセイ』と同じアブソルートではなく、RSZといたしました。RSZの名前は『シビック』のスポーティモデルに使われてきたRSをモチーフとしています」という。
価格は「1.8X」と「1.8RSZ」では税抜きで25万円近い差があるが、ストリームらしさをより満喫できる、RSZは注目しておきたいグレードだ。