愛三工業は、自動車用エンジン部品のリコールにかかる費用を特別損失に計上、2007年3月期業績見通しを下方修正した。
同社のエンジン部品のクランク角センサーの一部に不具合が見つかり、この製品を搭載した車種はリコール対象となった。このため、リコールの費用として34億円を特別損失に計上した。
これによって2007年3月期連結決算の業績見通しの当期純利益を従来の16億円から2億円に下方修正した。単独決算では、当期純利益14億円から収支トントンになる見通し。連結、単独ともに売上高、経常利益の見通しは据え置き。
