日野第1四半期連結決算、トヨタ受託車マイナスでも大幅増益

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日野第1四半期連結決算、トヨタ受託車マイナスでも大幅増益
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日野自動車が発表した第1四半期(4−6月期)の連結決算は、営業利益が前年同期比69.5%増の73億円となり、大幅増益となった。

国内トラック市場は、大型・中型トラックの総需要が前年同期比23.3%増と急増、特に南関東、近畿地区で大幅に増えた。これに伴って同社の国内販売は同8.6%増の1万1232台となり、好調だった。海外市場では、北米地域を中心に、販売を伸ばし、同9.1%増の1万2346台だった。ただ、トヨタ自動車からの受託車が『ハイラックスピックアップ』が終了し、『FJクルーザー』の生産を羽村工場で開始したが、台数が同26.0%減の4万8140台にとどまった。

国内・海外販売の好調がトヨタ受託車の落ち込みをカバーし、売上高は同10.3%増の2948億円となり、損益面でも大幅増益となった。経常利益は同34.3%増の65億円だった。

当期純利益は前年同期よりも固定資産売却益が減少し、同45.2%減の34億円だった。

通期の業績見通しは修正していない。

《レスポンス編集部》

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