ルノーが27日発表した2006年の上期(1−6月期)連結業績は、販売台数が前年同期比3.2%減の131万台にとどまったのに加え原材料費の上昇が収益を圧迫、営業利益は37%減の5億9200万ユーロ(約858億円)と大幅な減益になった。
売上高営業利益率は2.7%で、今年通年の目標である2.5%は上回った。純利益は25%減の16億2700万ユーロだった。このうち日産自動車の利益寄与分が10億1300万ユーロと大半を占めた。
ルノーは今年2月に中期計画の「ルノーコミットメント2009」を発表、売上高営業利益率を07年3%、08年4.5%、09年には6%に引き上げる目標を掲げている。