三菱商事の水野CFO、「いすゞの筆頭株主になりたくない」

自動車 ビジネス 企業動向

三菱商事の水野一郎CFOは31日、2006年度第1四半期決算の説明会で、いすゞ自動車との関係について、「筆頭株主になりたくない」と語った。

三菱商事は先般、GM売却のいすゞ株4000万株を約160億円で取得し、現在いすゞの普通株式を4240万株(持分比率3.7%)所有している。そのほかにも、いすゞの第I種優先株式を1175万株所有しており、それをすべて普通株式に転換してしまうと、12%ほどになって、筆頭株主になる。

「それがいいのかどうか。筆頭株主になると、筆頭株主としての責任を問われることになってしまう」と水野CFO。そのため、いすゞの筆頭株主になりたくないというわけだが、いずれにしても、秋口までに優先株についての方針を決定するそうだ。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車のバッテリー復活・延命テク完全ガイド! 補充電とケミカルでここまで変わる~Weeklyメンテナンス~
  2. 新車世界販売 ホンダ4位に転落、スズキ2位に浮上へ、2025年度下期[新聞ウォッチ]
  3. ハーレーダビッドソンが8車種にリコール…バランスが取れなくなり転倒するおそれ
  4. 「日本一“ちょうどいい日産車”」小型セダン『セントラ』の進化に日本のファンも「気合い入りすぎw」と注目
  5. 小さくてびっくり! 噂のメルセデスベンツ「ベビーGクラス」、ついに実車をスクープ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る