三菱商事の水野CFO、「いすゞの筆頭株主になりたくない」

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三菱商事の水野一郎CFOは31日、2006年度第1四半期決算の説明会で、いすゞ自動車との関係について、「筆頭株主になりたくない」と語った。

三菱商事は先般、GM売却のいすゞ株4000万株を約160億円で取得し、現在いすゞの普通株式を4240万株(持分比率3.7%)所有している。そのほかにも、いすゞの第I種優先株式を1175万株所有しており、それをすべて普通株式に転換してしまうと、12%ほどになって、筆頭株主になる。

「それがいいのかどうか。筆頭株主になると、筆頭株主としての責任を問われることになってしまう」と水野CFO。そのため、いすゞの筆頭株主になりたくないというわけだが、いずれにしても、秋口までに優先株についての方針を決定するそうだ。

《山田清志》

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