【新聞ウォッチ】ホンダのヒコーキ野郎、苦節20年

モータースポーツ/エンタメ 出版物
【新聞ウォッチ】ホンダのヒコーキ野郎、苦節20年
【新聞ウォッチ】ホンダのヒコーキ野郎、苦節20年 全 2 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2006年8月9日付

●クルマが売れない(下):若者、女性に照準 アニメ、人気キャラ活用(読売・8面)

●ホンダ39年ぶりF1優勝 パワー偏重は脱却常勝復活なお課題(読売・13面)

●ホンダジェット事業会社、米に設立 欧州参入も視野(毎日・8面)

●「日本車メーカー、円安で不当利益」米ATPC(産経・8面)

●デンソー、米工場を増設(産経・8面)

●ガソリン最高値 143円台(日経・1面)

●日産への軽供給三菱自が継続(日経・1面)

●夏休み返上フル生産、薄型パネル、半導体、自動車はお休み(日経・13面)

ひとくちコメント

「正直、10年前までは『そこまでやらなくても……』という社内の声も強く、あきらめざるを得ないような雰囲気だった。だが、せっかく積み上げてきたその火を消したくないと思って、一生懸命情熱を傾けてきた」

ホンダが小型航空機「ホンダジェット」の開発や製造、販売を行う全額出資子会社を米国に設立したが、その社長に就任した開発責任者の藤野道格氏は、苦節20年、事業化にこぎ着けた心境を熱い思いでこう語った。

きょうの各紙には藤野社長のプロフィールを取り上げた記事はほとんど見当たらなかったが、藤野氏は1960年生まれの45歳。東大工学部航空学科を卒業後、ホンダに入社。本田技術研究所に配属され、「ホンダジェット」の研究開発一筋に取り組んできたヒコーキ野郎。技術者の層の厚さと人材の多様さはホンダの強みだ。

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 軽自動車よりも小さい! 15歳から運転できるオペル、約132万円から販売
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る