F1夏休み総括…やめる、やめない、やめた、ぬけた

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
F1夏休み総括…やめる、やめない、やめた、ぬけた
F1夏休み総括…やめる、やめない、やめた、ぬけた 全 14 枚 拡大写真

8月17日
●クルサード「引退はない」 …… ミハエル・シューマッハに次ぐ現役最年長ドライバー、デイビッド・クルサード。今季はモナコで表彰台を達成しながらも、その後は苦しいレースが続いているが、本人はまだまだモチベーションを失っていない。「僕は引退しないよ。なんでみんな理解してくれないのかな。僕はいまでも勝利を目指している。長いこと遠ざかっているけれど、勝ちたい気持ちに変わりはない。僕はレッドブルで満足しているよ。チームも僕に満足してくれていると思う」と心境を語ったクルサード。年齢による影響について問われると「ミハエルは僕より上なのにまだまだ優勝している。彼は勝つたびに勢いを増す。演じるたびに深みが増す俳優みたいだ」と答えた。

8月17日
●メルセデス、ライコネンを死守? …… メルセデスがマクラーレン株を拡大するのではとの報道を受け、今度はフェラーリ入りが囁かれるキミ・ライコネンの流出を阻止するために、メルセデスが2年間で6400万ドルのオファーをしたとの噂が流れている。フェラーリかルノーかはたまたマクラーレン残留か。引く手あまたの26歳フィンランド人ドライバーの行方は今後も要注目だ。

8月18日
●インディアナポリス、来季もアメリカGP開催
2007年のアメリカGP開催に関して、インディアナポリス・モータースポーツウェイとバーニー・エクレストンが合意に達したことが発表された。契約期間は1年だけだが、これはコンコルド協定が新しくなる2008年以降の状況を見守るためとのことで、インディアナポリスでは今後も長期的にF1開催を目指す。

8月18日
●ビルヌーブ「シューマッハはうそつき」 …… 今季途中でBMWザウバーを離脱、F1生活に2度目の別れを告げたジャック・ビルヌーブがかつてのライバル、ミハエル・シューマッハについて語り、「彼はうそつき」と厳しい意見を述べた。「セナとは違い、ミハエルは引退すれば忘れられる存在。セナも汚い手を使ったが、自分で認めている。セナはファンに嘘をつかなかったが、ミハエルはうそつき。人間性に欠け、偉大なチャンピオンとは呼べない」と辛口コメント。

8月19日
●キエーザ、まもなくDTMデビュー …… 元F1ドライバーのニコラス・キエーザが今週末DTMデビューを飾る。アウディのチームであるフューチャーコムTMEでバニーナ・イクスと組み、ニュルブルクリンクでのデビュー戦に挑むキエーザ。ドイツのツーリングカー・シリーズであるDTMにはミカ・ハッキネン、ジャン・アレジ、ハインツ・ハラルド・フレンツェンなど元F1ドライバーが多数参戦している。

8月19日
●トヨタ、アメリカでイベント開催 …… トヨタが今週末アメリカのラグナセカにてF1デモンストレーションを開催する。イベントにはテストドライバーのリカルド・ゾンタが参加し、デモランを行うほか、歴代F1マシンなどの展示も行われる。米トヨタ、マーケティング部門副社長のジム・ファーリーは、「インディアナポリス以外でF1マシンを目の当たりにできるめったにないチャンス。トラックやガレージなど間近で見るF1マシンを観客たちに楽しんでもらいたい」とイベントへの意気込みを語った。

  1. «
  2. 1
  3. 2
  4. 3
  5. 4

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 「日本版より洒落てる」2026年モデルの米国版トヨタ『カローラ』発表に、日本のファンも注目
  3. ホンダ『プレリュード』新型、インドネシアでは「オールブラック」なプロトタイプを初公開
  4. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
  5. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る