違反の責任を他人に転嫁 女を逮捕

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警視庁は17日、運転免許の取得経験がまったく無いにもかかわらず、日常的にクルマの運転を行い、警察の摘発を受けた際には知人の名前を名のって無免許運転の取り締まりから逃れていたとして、26歳の女を有印私文書偽造などの容疑で逮捕した。

警視庁・丸の内署によると、この女は2004年8月と2005年4月、自己所有のクルマを運転中、都内にて行われた交通検問で整備不良容疑での摘発を受けた際、「免許証を忘れた」などと告げ、京都府内に在住する33歳の知人女性の名前を名乗っていた疑いがもたれている。

この女性の元に身に覚えの無い反則金の請求があったことから、女性が警察に連絡。なりすましが発覚した。警察では反則キップに残されていた拇印から渋谷区内に在住する26歳の女が実際の違反行為を行ったものと断定。有印私文書偽造や道路交通法違反(無免許運転)の容疑で逮捕した。

女は自動車教習所へ通ったことはあるものの、運転免許の取得経験は無かった。しかし、周囲には「免許を取得した」と偽り、高級乗用車を親に買わせ、普段から乗りまわしていたという。

《石田真一》

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