意図的にカーブ逸脱? 6人重軽傷

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1日深夜、山形県山形市内の市道で、走行中の乗用車が対向車線側に逸脱し、対向車と衝突。立ち往生した2台に対し、さらに別の乗用車が衝突する事故が起きた。この事故で2台のクルマが大破炎上。3台に乗っていた合計6人が重軽傷を負った。

山形県警・山形署によると、事故が起きたのは1日の午後11時40分ごろ。山形市中桜田付近の市道で、20歳の男性が運転する乗用車が対向車線側に逸脱。対向してきた21歳男性運転の乗用車と正面衝突した。衝突で立ち往生した2台に対し、これに気づかずに進行してきた20歳男性運転の乗用車も衝突。結果として乗用車3台が関係する多重衝突に発展した。このうち2台は後に炎上。約30分で全焼している。

この事故で被衝突側のクルマを運転していた男性が骨盤骨折の重傷。逸脱側のクルマと、追突してきたクルマに乗っていた5人が打撲などの軽傷を負った。この5人が乗っていたクルマは炎上したが、負傷の度合いが軽かったこともあり、全員が出火前に車外に脱出できた。

現場は山間部を通るカーブの多い市道。いわゆる「走り屋」が集まりやすい道路として知られている。逸脱が起きた地点は右カーブであり、警察では意図的に対向車線側に進入した可能性もあるとして、業務上過失傷害容疑で逸脱車を運転していた男性から事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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