ランドローバーのデザイン部長交代

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ランドローバーのデザイン部長交代
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ランドローバーは去る14日、デザイン部長のジェフ・ユーペックスが引退すると発表した。また同日より、それまで先行デザイン部長だったゲリー・マクガバンが後任のデザイン部長に就任した。

ユーペックスは、新型『フリーランダー2/LR2』の発表はじめ、業務引き継ぎを円滑にするため、年末までランドローバーにとどまる。

ここ数年は、生涯でも最良の年だった、とユーペックス。「とくに最近6年間は、デザイン業界で働く誰もがうらやむ仕事ができた。ランドローバーのデザインを完全に活性化し、ワールドクラスのモデル群を作り上げたのだから」。

フォードモーターのデザイン担当副社長でチーフクリエイティブオフィサーのJメイズは「ユーペックスはブランドと製品との間の関係を理解しており、また、それをシートメタルで造形する方法を知っていた」と語る。

メイズは『レンジローバー』、『レンジローバー・スポーツ』、『ディスカバリー3/LR3』、そして新型フリーランダー2/LR2におけるユーペックスの影響力を評価する。

そしてメイズは後任のマクガバンを信頼する。「ゲリーはすでに15年以上もランドローバーに在籍している。ブランドの価値をモダンなデザインに融合させ、ランドローバーのデザインを未来へ導くだろう」

マクガバン自身は「ジェフと働いた年月は本当に楽しかったし、体験・知識を私に伝えてくれたことに感謝する。ランドローバー・ブランドは今、健康であると同時に大きな未来があるわけで、エキサイティングな時期にデザイン部門を引き継ぐことになる。これから新しい挑戦が待っている」と語る。

《高木啓》

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