ブリヂストンは、2006年7月末時点で、国内にある生産系グループ会社にあたる19社43工場で「ゼロ・エミッション」を達成したことを確認したと発表した。これにより、生産系グループ会社のうち同社子会社については、すべての工場で「ゼロ・エミッション」を達成したことになる。
同社グループでは、2003年に策定した「環境中長期計画」で、産業廃棄物の最終処分量を発生量に対して1%未満にすることを「ゼロ・エミッション」と定義し、その達成と継続を通して産業廃棄物の削減と安定したリサイクル体制作りに取り組んできた。
同社は国内全15工場で2004年7月に「ゼロ・エミッション」を達成、2005年6月にはすべての産業廃棄物について品目ごとに再資源化の委託契約を完了する「完全ゼロ・エミッション」を達成し、現在まで継続している。
これまで活動を通して培ったゼロ・エミッションに関するノウハウをグループ各社へ展開し、グループ各社でのゼロ・エミッションへの取り組みを進めてきたが、7月末時点で国内生産系子会社(孫会社を除く)の18社42工場すべてで「ゼロ・エミッション」を達成できたことを今回確認した。