メーテルは機械人間…北九州空港で会える

自動車 社会 社会
メーテルは機械人間…北九州空港で会える
メーテルは機械人間…北九州空港で会える 全 2 枚 拡大写真

3月に開港した北九州空港の1階到着ロビーの観光案内所で、アニメ『銀河鉄道999』のキャラクター、メーテルを再現したロボットが活躍している。原作漫画の作者、松本零士が北九州市出身という縁だ。

身長約170cm、長い金髪に黒い衣装、声もテレビや劇場作品でメーテル役を演じた声優の池田昌子さんが担当するなど、細部まで凝っている。

このロボットは九州工業大学(北九州市)と北九州産業学術推進機構(FAIS)が共同で開発したもので、質問者の声を自動認識して、空港内の施設や、北九州市内の観光スポットなどを案内し、空港を訪れる人々をもてなす。

北九州市は2003年に、公道をロボットが自由に動き回ることができる、国内初の「ロボット開発・実証実験特区」に認定されている。同市はロボット産業の集積地を目指し、今年3月に産学官が一体となった推進組織「北九州ロボットフォーラム」を設立した。

6月にドイツで、ロボットによるサッカーのワールドカップ「ロボカップ」が開催され、北九州市からは3チームが出場し活躍した。さらに同じ6月に北九州市は、産業用ロボット分野で国内トップクラスの安川電機(北九州市)と、ロボット産業の振興に向け連携を強化することで合意した。

今後はFAISが開発した下水管検査ロボットや、FAISと安川電機が共同開発中の荷物搬送用ロボットの公共施設での実証実験を予定している。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. 「衝撃の価格」中国メーカーの大型3列シートSUVが話題に!「むしろ経営が心配」の声も
  3. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
  4. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  5. 「スポーツバイクの王者」新型スズキ『GSX-R1000』発表! 40周年で大幅改良、日本市場復活なるか
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る