当て逃げ運転者、高架橋から飛び降りる

自動車 社会 社会

7日未明、兵庫県神戸市灘区内の阪神高速神戸線上りで、乗用車を運転中に追突事故を起こした24歳の男性が、防音壁を乗り越えて飛び降りる事件が起きた。男性は約9m下まで転落し、腰の骨などを折る重傷を負っている。

兵庫県警・高速隊によると、事件が起きたのは7日の午前4時25分ごろ。神戸市灘区岩屋南町付近の阪神高速神戸線上りで、24歳の男性が運転する乗用車が前を走る大型トラックに追突した。トラックは衝撃に気づいてすぐに停車したが、追突してきた乗用車は隣の車線をすり抜けるようにして逃走した。

当て逃げ被害を受けた大型トラックは追跡に転じた。逃げるクルマは約300m走行したところで別の大型トレーラーに追突。大型トラックは逃走を防止するため、乗用車の真後ろに停車してそれ以上の逃走を防いだが、乗用車を運転していた男性は車外に出て、そのまま約2mの高さがある防音壁を乗り越えて飛び降りた。現場は高架橋となっており、男性は約9m下まで落ちて腰の骨などを折る重傷を負った。

警察ではこの男性が当て逃げを図ったものとみて、回復を待って道路交通法違反容疑で調べを進める方針だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ベントレー史上最大のデザイン革命」初のコンセプトEVは、全長5m超えの3名乗りクーペ
  2. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  3. まさに水上のスポーツカー!ブラバスの「電動ジェットボード」登場、世界77台限定で340万円
  4. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  5. レクサス『LBX MORIZO RR』、イエロー映える限定車「Original Edition」価格は730万円
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る