三菱自動車の益子修社長は、新型『eKワゴン』発表の会見で、飲酒運転が原因の悲惨な死亡事故が相次いでいることに関連して「教育でできないならハードでやるしかない」と述べ、飲酒した場合、車のエンジンがかからない仕組みにするべきだとの持論を展開した。
益子社長は「車は便利だが、使い方を誤ると大きなトラブルにつながり兼ねない」と述べ、最近の飲酒運転が原因の死亡事故の多発を非難した。
その上で、「吐く息で血中アルコールを検知したら、エンジンがかからない仕組みなど、社会貢献できる技術革新にチャレンジしていく」と述べ、飲酒運転を防止するための技術開発に力を入れる方針を明らかにした。