飲酒運転で逃走、警察署に突っ込む

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9日未明、京都府京都市下京区内で、駐車場内での車両接触事故を起こして逃走中の乗用車が警察署への建物にも突っ込む事故を起こした。クルマはさらに逃走を続ける途中でバイクや自転車にも衝突・接触する事故を起こしている。警察ではクルマを運転していた34歳の男を信号無視や飲酒運転の容疑で逮捕している。

京都府警・堀川署によると、一連の事故は9日の午前2時45分から同55分ごろに掛けて発生した。京都市下京区五条通堀川西入ル付近にある書店駐車場で、発進しようとしていた乗用車が駐車していたクルマに接触、そのまま逃走した。このクルマは約5分後の午前2時50分ごろ、京都市下京区堀川通松原付近にある同署玄関にバックで突っ込み、ドアガラスを破損させてさらに逃走した。

クルマは信号無視を続けながら逃走。そして午前2時55分ごろには京都市中京区四条通七本松西付近の市道で信号待ちをしていた原付バイクに追突。近くにいた自転車にも接触し、女性2人に軽傷を負わせた。

クルマを運転していた34歳の男は追跡していた同署員に道路交通法違反(信号無視)の現行犯で逮捕。その後に呼気1リットルあたり、0.25ミリグラム以上のアルコール分を検出したことから、危険運転致傷と道交法違反(酒気帯び運転)の容疑でも再逮捕されている。

警察では男を厳しく追及。飲酒量の特定を急ぐとともに、警察署の建物に突っ込んだ動機などについても調べを進める方針だ。

《石田真一》

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