【新聞ウォッチ】ホンダの新技術 茎や稲わらからもエタノール燃料に

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【新聞ウォッチ】ホンダの新技術 茎や稲わらからもエタノール燃料に
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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2006年9月15日付

●欧州トラック再編加速、スウェーデン企業、独大手が買収計画(朝日・12面)

●ハイブリッド車中国へ輸出販売、ホンダ来年にも(朝日・12面)

●フォード、1兆円赤字か、米紙報道(毎日・9面)

●稲わらからもエタノール、2−3年で実用化、ホンダなど技術開発(産経・11面)

●中央道、トラック次々衝突、4人死亡、カーブでスリップ(産経・31面)

●飲酒運転防止車に指針、国交省が作成方針、技術開発を後押し(東京・3面)

●「グローバルな活動のチャンス」旭テックの入交昭一郎会長(東京・8面)

ひとくちコメント

最近の原油高を受けて、バイオエタノールなどのガソリンの代替燃料が注目されているが、ホンダの研究開発を担う本田技術研究所と地球環境産業技術研究機構とが共同で、稲わらなどからバイオエタノールを製造する新技術を開発した。きょうの産経など各紙が取り上げている。

ホンダによると、新製造技術はサトウキビやトウモロコシの糖質、でんぷん質など食用の部分を原料に使わず、茎や葉といった植物のセルロース(繊維質)バイオマスから抽出するという。中でも、雑草でもエネルギー源として使えるのが特徴だ。ホンダでは「今後2−3年をかけて実用可能かどうか検証する」(川鍋智彦・本田研究所専務)そうだ。

先端技術開発は、ホンダの“お家芸”。自動車や二足歩行ロボットばかりでなく、バイオやエネルギー分野の基礎研究も手がけるなど実に幅広い。

《福田俊之》

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