【三菱 eK 新型発表】なぜ、スライドドアが片側だけなのか

自動車 ニューモデル 新型車
【三菱 eK 新型発表】なぜ、スライドドアが片側だけなのか
【三菱 eK 新型発表】なぜ、スライドドアが片側だけなのか 全 5 枚 拡大写真
フルモデルチェンジを行なった三菱『eKワゴン』には、パワースライドドア(電動スライドドア)を採用したモデルが設定されているが、スライドドアは左側だけで、右側は通常のヒンジ式ドアになっている。

その理由を三菱自動車軽商品開発プロジェクトマネージャーの森井巌さんに聞いた。

「スライドドアの設定は両側にする案や、右側に設定する案などさまざまありましたが、結局は使い勝手と販売価格の面から左側だけにしました。今回設定したスライドドア車は、片側の電動スライドドアで、税抜きで5万円アップとなっています」

「両側にすると倍まではいかなくても、さらに価格が上昇してしまいます。これ以上高くなると、逆に選んでもらえなくなる可能性もあると思い片側だけの設定としました。また、パワースライドドア車には撥水シートも標準装備されますので、合わせて5万円高ならじゅうぶんに魅力的だと考えています」

「販売比率的にはeKワゴンを購入される、半分ぐらいのお客様がパワースライドドア付きのグレードを選んでいただけると予想しています」とコメント。

パワースライドドアが片側だけなのは、両側にすると車両本体価格が高くなってしまうというのが最大の理由のようだ。ほかにも電動スライドドアにすると片側でも約20kgの重量増加になるので、NAのeKワゴンでは重量的にも辛くなってしまうことが考えられる。

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツ『GLC』新型、インテリア先行公開…史上最大39.1インチディスプレイ採用
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  4. メルセデスベンツ『Gクラス』、オープン「カブリオレ」復活へ
  5. ホンダ『フリード』がニューレトロに!? ダムドが専用ボディキットのデザインを先行公開 発売は2025年冬
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る