【新聞ウォッチ】アジアの自動車製造拠点、タイで非常事態宣言

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2006年9月20日付

●レクサス最上級「LS」発売、ブランド確立へ「起爆剤」欧州勢切り崩しなるか(読売・8面)

●広州工場が稼働、ホンダ(読売・8面)

●飲酒運転1126件摘発、全国一斉取り締まり(読売・39面)

●ダイムラークライスラー、北米出荷16%削減、7−12月期(毎日・9面)

●ホンダ車のバックドアに不具合(毎日・29面)

●飲酒運転防止装置、トヨタが標準装備検討(東京・8面)

ひとくちコメント

政治危機が続くタイの首都バンコクで非常事態宣言が発令されたという。20日未明に飛び込んできたニュースだが、「安倍総裁きょう誕生」を報じた読売と「信越化学、2工場新設」を取り上げた日経を除き、きょうの朝日、毎日、産経、東京が1面トップ報じている。

外務省もタイ国内の日本大使館、総領事館などに情報収集を指示。在留邦人に外出を控えるよう要請するとともに、安否確認や安全確保に関する対応の検討に入った模様。

タイの自動車関連輸出額は今年初めて1兆円を超えるなどアジアでは日本、韓国、中国に続く第4の完成車・部品輸出国に成長している。また、トヨタ自動車がアジアの製造拠点を統括する新会社を設立するなど、日本の自動車メーカーにとっても重要な海外拠点。

朝のテレビなどのメディア報道によると「クーデターが成功したかどうかも不明で、今のところ大きな混乱はない」との情報も流れているが、日本企業の関係者は圧勝ムードの安倍政権よりもタイ政局の混乱が気になるところだろう。

《福田俊之》

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