雨でスリップ、中央道で17台多重衝突

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14日未明、長野県阿智村内の中央自動車道下り線で、大型トラックの単独事故を発端に、乗用車など車両17台が関係する多重衝突事故に発展した。この事故で4人が死亡、9人が重軽傷を負っている。

長野県警・高速隊によると、事故が起きたのは14日の午前1時ごろ。阿智村駒場付近の中央自動車道下り線で、大型トラックがカーブを曲がりきれずに側壁に衝突。2車線を塞ぐ横向き状態で停止したところに後続の車両16台が次々と追突。多重衝突事故に発展した。

高速度での衝突ということもあって、多くの車両が大破。押し潰された乗用車に乗っていた2人と、車列先頭部付近のトラックを運転していた2人の合わせて4人が死亡。9人が重軽傷を負っている。

現場は見通しの悪い急カーブ区間。トラックは速度を維持するため、減速せずにカーブへ飛び込んだが、濡れた路面でスリップしたものとみられる。なお、最初に単独事故を起こしたトラックの運転手は車外で他車にはねられて死亡した状態で発見されているが、車外放出だったのか、自らの意思で車外に出てその後の衝突に巻き込まれたのかはわかっていない。

《石田真一》

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