トヨタ自動車の渡辺捷昭社長は、トヨタ車の品質問題を受けて「商品計画を見直す」方針を明らかにした。
渡辺社長は、「商品計画は毎年見直しており、当初の計画よりも早くなることもあれば、遅くなることもある」とした上で、「開発のリードタイムをよけいに取った方がいいものもある。品質の問題もあるので、しっかりと直す」と述べた。
また、技術担当の岡本一雄副社長は「技術は図面が基本だが、ITの進歩で、(低くても)ある程度のレベルで図面が書けるようになっている。これを反省してITを駆使しながら、しっかりやる」と述べた。