【新聞ウォッチ】「飲酒運転撲滅」取材の朝日記者が酒気帯び違反

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2006年9月21日付

●自民総裁に安倍氏、得票66%最年少(読売・1面)

●タイ「2週間内に暫定首相」陸軍司令官、国王が「評議会」承認(読売・1面)

●トヨタ「世界で980万台販売」08年目標、インド、ブラジルで拡大(読売・8面)

●クライスラー、出荷目標下方修正(読売・8面)

●トヨタ社長「GM超え」言及(朝日・11面)

●二輪車生産、熊本に集約 ホンダ、浜松は終了(朝日・11面)

●「飲んだら走れぬ」車を、開発・義務化、官民が検討(朝日・12面)

●本紙記者、酒気帯び運転、甲府 飲酒運転撲滅記事も執筆(朝日・34面)

●エタノール混合ガソリン、来年5月試験運転 首都圏50店舗(産経・9面)

●クーデター、対応追われるタイ進出企業(産経・10面)

●鈴鹿F1「ピットイン」今年で休止発表(産経・30面)

●3カ年計画 後半巻き返す、志賀・日産COO(東京・8面)

●自動車用鋼鈑 JFE、中国に新工場、500億円超投資 2009年メド稼働(日経・1面)

●株式夜間取引トヨタに買い(日経・11面)

●日産、ボルボに欧州販売委託、小型トラック、来年、生産受託も(日経・11面)

●メタノール燃料電池、電動車いすに搭載、スズキ、乗用車にも応用へ(日経・11面)

ひとくちコメント

朝日新聞甲府総局の警察取材を担当する27歳の記者が、酒気帯び運転による道交法違反容疑で山梨県警甲府署に検挙された。きょうの各紙が社会面報じているが、朝日は統括する東京本社編集局長の名で「読者の皆さまに深くおわびいたします」という謝罪文も同時に掲載している。

記事によると、検挙された記者は19日午前1時35分ごろ、自宅近くの市道で、酒気を帯びた状態で乗用車を運転中、取り締まりの検問を受け、酒気帯び運転の基準を上回るアルコールが検知されたという。情けないのはその記者は警察取材を担当し、酒気帯び運転容疑で検挙された記事の取材・執筆にも携わっていたという。

折からトヨタ自動車の渡辺捷昭社長は経営説明会で「酒を飲んだら走れぬ車」の開発を進めていることを明らかにした。自動車メーカーなどが飲酒運転撲滅にあらゆる知恵を絞ることは結構なことだが、ドライバーのモラルの問題まで踏み込むならぱ、同時に「無免許では運転できない車」も開発して欲しいものである。

《福田俊之》

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