17日未明、長野県千曲市内の国道18号で、猛スピードで走行中の乗用車が中央分離帯に設置されていた信号柱に激突する事故が起きた。衝突によってクルマは大破し、3人が死亡。運転者を含む2人が重傷を負った。
長野県警・千曲署によると、事故が起きたのは17日の午前4時20分ごろ。千曲市屋代付近の国道18号で、猛スピードで走行していた乗用車が中央分離帯に乗り上げ、そのまま中央ら設置されていた信号柱に激突した。
クルマは衝突によって真っ二つに大破。助手席に同乗していた16歳の男子高校生が即死。後部座席に乗っていた3人も病院に収容されたが、うち2人が頭部強打などが原因で死亡。残る1人と、クルマを運転していた19歳の少年が重傷を負っている。
現場は見通しの良い片側2車線の直線区間。クルマの破損状況や目撃証言から、クルマは100km/h超の高速度で走行中に事故を起こしたものと推測されており、警察では少年の回復を待って業務上過失致死傷容疑で事情を聞く方針だ。