日産自動が発表した8月の生産・販売・輸出実績によると、グローバル生産台数は、前年同月比8.9%減の23万692台となり、マイナスだった。
国内生産は同15.2%減の7万9161台で、2ケタのマイナス。販売台数の減少と主力モデルがモデル末期で、8カ月連続で前年同月を下回った。
国内販売は同16.6%減の4万5831台で、11カ月連続のマイナスだった。「日産180」の目標達成のため、無理な販売を続けた反動が依然として残っている。
輸出は同4.3%減の4万5780台で、5カ月連続のマイナス。北米向けが同1.3%減、欧州向けが同12.9%減だった。
海外生産は同5.3%減の15万1531台と、マイナスだった。スペインは同78.1%増と大幅に増えたものの、米国が同3.5%減だったほか、メキシコ、英国、その他地域もマイナスだった。