今飲んだ…重ね飲みで摘発逃れを試みた男を逮捕

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神奈川県警は23日、飲酒運転の事実を隠蔽するため、警官の目前で新たにアルコール類を摂取する、いわゆる「重ね飲み」を行ったとして、26歳の男を道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕した。同乗者も幇助の容疑で調べを進めている。

神奈川県警・磯子署によると、事件が起きたのは23日の午前2時25分ごろ。横浜市磯子区杉田1丁目付近の国道16号を同署員がパトロールしていたところ、前方をふらふらとした挙動で走行する軽トラックを発見。

職務質問を実施するために停車させ、窓を開けさせたところ車内は酒臭く、署員はすぐにそれを指摘したが、運転していた26歳の男は車内に置いてあった缶入りの酎ハイを飲み、署員に対して「止めてから飲んだ、今飲んだんだよ」と主張した。

男は「今飲んだ」ということを前提としてアルコール検知に応じたが、呼気1リットルあたり0.7ミリグラムという高濃度のアルコール分を検出。これはその場で酎ハイを軽く飲んだ程度では出てこない数値であることから、長時間に渡って継続的に飲酒を行ったものと判断。道交法違反の現行犯で逮捕した。また、同乗していた女性2名は男の飲酒を知りながら、家まで送るように依頼しており、警察では飲酒運転幇助の容疑で調べを進める方針だ。

《石田真一》

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