住友ゴム工業は、ゴム手袋製造子会社のスミラバーマレーシアが2006年8月にゼロエミッションを達成したと発表した。
スミラバーマレーシアは、2005年10月にISO14001を取得すると同時にゼロエミッション達成を目指したプロジェクトチームを編成し、工場と事務所が一丸となって活動を開始した。
原材料、補助材料の工程内でのリサイクル比率を高めると共に、従来のゴミ箱を廃止し、分別式のゴミ箱とゴミステーションを設け、分別回収によるリサイクル可能品の選別を徹底するなどし、埋め立て廃棄物の比率を下げ、2006年8月にゼロエミッションを達成した。
住友ゴムでは2005年に日本のタイヤメーカとしては初めて、国内全工場で完全ゼロエミッションを達成し、現在グループ全体の取り組みとしてゼロエミッション活動を海外工場にも展開中。
スミラバーマレーシアでは今後、ISO14001に基づく環境管理や改善活動とともに、ゼロエミッション維持活動にも注力する方針だ。